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秋月機雷装備型
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駆逐艦 秋月 性能一覧 Edit

国籍Lv.名称クレジットDP速度主砲副砲1副砲2魚雷機雷爆雷
砲数HEAPAA砲数HEAPAA砲数HEAPAA総火力詳細総火力詳細総火力詳細
日本海軍.png50秋月機雷装備型761272217037.02×43531064045813486×3×1259838661×3×1
日本海軍.png51秋月爆雷装備型2217037.12×43531064045813486×3×185532851×3×1

秋月機雷装備型 Edit

LV:50
DP:22170
速度:37.0knt
武装
-8cm/65 98式小型艦砲×2×4(HE:353/AA106)
-61cm 魚雷発射管×3×1(Dmg13486)
-Mark 6 機雷×3×1(Dmg8661)

秋月爆雷装備型 Edit

LV:51
DP:22170
速度:37.1knt
武装
-8cm/65 98式小型艦砲×2×4(HE:353/AA106)
-61cm 魚雷発射管×3×1(Dmg13486)
-91式改良1型爆雷×3×1(Dmg2851)

本艦型について Edit

二次大戦開戦前より、各国海軍では航空機の脅威を排除するために軍艦に高角砲を装備させるようになっていた。イギリス海軍は
当時老朽化していたC級軽巡洋艦を改装し、当時としては破格の対空力を持たせた対空艦を誕生させ、その後1940年には初めから
防空専門艦としてダイドー級を建造、アメリカも同様に1941年アトランタ級を建造している。
日本海軍内でも当初、老朽化していた天竜型軽巡もしくは5,500ton型を改装する案があったが、いずれも高速性能が求められる
設計のため細身で高角砲や機銃を効果的に配置できない上、そもそも日本海軍が通商路の船団護衛を考慮しておらず、この手の
艦の導入には熱心でなかったために程なく防空巡洋艦の建造計画は中止された。代わりに1938年より計画されたのが本級である。
興味深いのが軍令部からの当初の要求に「魚雷発射管は装備しない」という点で、最初から駆逐艦として計画されていた訳では
無かったという点である。尤も、それ以外の要求はかなりのふっかけで、
速力:35knot
航続:18knotで10,000海里
というものであり、これをまともに実現しようとすると4,000tonを超え、容易に量産出来ない代物になると艦政本部は反発した。
軍令部も、限られた予算で量産しなくてはならないので、要求内容を速力:33knot、航続:18knotで8,000海里に引き下げた。
また魚雷発射管を搭載する事が追加された。諸説あるが、駆逐艦と艦種を改めることで予算を通しやすくするという政治的意図が
あったという説もある。
しかし建造自体はミッドウェーには間に合わず、ネームシップの秋月がミッドウェーの1週間後である1942年6月11日に竣工している。
戦時急造計画等を含めれば合計39隻が計画され、内12隻が竣工、1隻が未成。
本型を語る上で特筆すべきはやはり強力な両用砲を備えていることである。
長砲身の10cm両用砲である九八式65口径10cm連装砲は、従来の主力高角砲である八九式40口径12.7cm連装高角砲に比して
初速・連射速度・俯仰角指向速度・砲塔旋回速度・最大射程いずれにおいても凌駕する高性能砲であり、対艦砲としても
他の駆逐艦が標準砲として搭載していた三年式50口径12.7cm連装砲にも劣らない性能を示した。
しかし長砲身化によって砲身の寿命が短く(八九式の砲身寿命は1,000発、九八式の砲身寿命は350発)なっており、そのため
換えの砲身が艦内におかれその予備を自力で交換出来るという艦砲としては極めて珍しい砲である。
この強力な砲を前後に2基ずつ背負式で搭載し最大で8門を指向出来た。
この長10cm砲の欠点は、内部構造が複雑でマスプロには適さなかったことである。
魚雷は4連装発射管が1基搭載され、九三式酸素魚雷8本を有し、これにより最低限の対艦戦闘力を確保している。
これらの武装を搭載し尚且つ長大な航続距離を達成するために本型は駆逐艦としては相当に大型化しており、極めて航洋性に優れた
艦となった。全長134.2m、全幅11.6m、基準排水量2,700tonという二次大戦の駆逐艦では最大クラスのものであり、
実測航続距離は18knotで9,000海里である。


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