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初春機雷装備型
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駆逐艦 初春 性能一覧 Edit

国籍Lv.名称クレジットDP速度主砲副砲1副砲2魚雷機雷爆雷
砲数HEAPAA砲数HEAPAA砲数HEAPAA総火力詳細総火力詳細総火力詳細
日本海軍.png20初春機雷装備型157891861935.92×2, 1×14661408091613486×3×2259838661×3×1
日本海軍.png23初春機雷強化一型1896035.92×2, 1×14661408091613486×3×2288699623×3×1
日本海軍.png28初春爆雷装備型1954037.32×2, 1×14661408091613486×3×285538661×3×1
日本海軍.png23初春対空強化型1896035.92×2, 1×14071768091613486×3×2259838661×3×1
日本海軍.png35初春対空強化型(改)2038035.92×2, 1×140717610788813486×4×2259838661×3×1
日本海軍.png31初春魚雷強化型1990035.92×2, 1×146614010788813486×4×2259838661×3×1

初春機雷装備型 Edit

LV:20
DP:18619
速度:34.8knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*5(HE:466/AA140)
-61cm 魚雷発射管*6(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

初春機雷強化一型 Edit

LV:23
DP:18960
速度:34.8knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*5(HE:466/AA140)
-61cm 魚雷発射管*6(Dmg13486)
-91式改良2型機雷*3(Dmg9623)

初春機雷強化二型 Edit

LV:28
DP:19450
速度:36.2knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*5(HE:466/AA140)
-61cm 魚雷発射管*6(Dmg13486)
-95式改良3型機雷*3(Dmg11880)

初春対空強化型 Edit

LV:23
DP:18960
速度:34.8knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*5(HE:407/AA176)
-61cm 魚雷発射管*6(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

初春対空強化型(改) Edit

LV:35
DP:20380
速度:34.8knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*5(HE:407/AA176)
-61cm 魚雷発射管*8(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

初春魚雷強化型 Edit

LV:31
DP:19900
速度:34.8knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*5(HE:466/AA140)
-61cm 魚雷発射管*8(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

本艦型について Edit

1930年の第一次海軍軍備補充計画(マル1計画)によって12隻が計画された、1,400tonクラスの駆逐艦。
本ゲームではレベル的に吹雪型よりも先に出現するが、実際には後で建造された艦艇である。
ロンドン軍縮会議の結果、1,500ton以上の駆逐艦(=吹雪型)を新造出来なくなった日本海軍は、
吹雪型自体が高価だった事もあってより安価に吹雪型に準じた性能の駆逐艦を建造する計画をしたためていた。
吹雪型に準じた兵装を基準排水量1,400ton級の船体に載せるというコンセプトの元で設計された本型は、
12.7cm砲6門、61cm魚雷3連装3基9射線、さらには公試運転において初春は37knotの高速力を示した。
しかし同時に多大な欠点をも露呈した。それは小型の船体に過剰な武装を搭載した事による重心上昇であり、
僅か10度の転舵で38度もの傾斜を記録する異常事態と相成った。
その復原範囲(船体が傾斜した際どれだけ転覆せず、外部応力が減った後に元の姿勢に戻れるかの範囲)は最大で59.2°と、
吹雪型後期生産型である暁型の76.9°から相当に悪化しており、実戦どころか平時でも無視できない大問題であった。
応急処置案として本型の両舷には30cm程のバルジ(舷側に設けられた膨らみ)を設け復元性を70.6°まで向上させた。
しかし初春竣工の翌年である1934年、友鶴事件という海難事故が発生する(友鶴は水雷艇の一隻)。
友鶴は初春同様小型な船体に重武装を詰め込んで初春と同様の問題を引き起こしていた上、バルジ追加によって対処した
という点まで同様であり、その友鶴が比較的一般的なレベルの荒天に遭遇しただけで転覆したという事実は海軍を震撼
せしめた。トップヘビーな船体は一定以上傾斜した状態から復帰する力が弱くなり、結果的に転覆しやすいのである。
初春型は友鶴に輪をかけてトップヘビーであり、友鶴以上に転覆のリスクを背負っていることが判明すると、
重心を降下させ風を受ける面積を減らす大工事が行われることになり、魚雷発射管1基が削減され、前部に背負式で置かれた
単装砲は後部に移動され、艦橋の縮小、バラスト搭載等の徹底した重心下降処置が施され、バルジは撤去された。
翌年(1935)には第四艦隊事件が発生、台風によって新型艦程多大な損害を受けたことから、軽量化と当時未熟だった
電気溶接が船体強度を低下させていたと考えた海軍は初春型に大幅な船体強度増加処理を施す。
船体そのものを剥ぎ変え、溶接部をリベット鋲打ちにした為1,700tまで重量が増加し、速力も34knotまで低下。
初春は計画当初の高性能・重武装駆逐艦という位置づけから一転、平凡な性能の中型駆逐艦となり、海軍の目標であった
画期的な中型駆逐艦の夢はあえなく崩れてしまった。


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