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吹雪機雷装備型
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駆逐艦 吹雪 性能一覧 Edit

国籍Lv.名称クレジットDP速度主砲副砲1副砲2魚雷機雷爆雷
砲数HEAPAA砲数HEAPAA砲数HEAPAA総火力詳細総火力詳細総火力詳細
日本海軍.png40吹雪機雷装備型517702107936.72×344814912137413486×3×3259838661×3×1
日本海軍.png41吹雪爆雷装備一型2119036.72×344814912137413486×3×385532851×3×1
日本海軍.png52吹雪爆雷装備二型2239036.72×344814916183213486×4×385532851×3×1
日本海軍.png56吹雪爆雷装備型(改)2107936.72×338419216183213486×4×394773159×3×1
日本海軍.png43吹雪機雷強化一型2140036.72×344814912137413486×3×3259838661×3×1
日本海軍.png48吹雪機雷強化二型2195038.02×344814912137413486×3×3259838661×3×1
日本海軍.png43吹雪対空強化型2140036.72×338419212137413486×3×3259838661×3×1
日本海軍.png52吹雪対空強化型(改)2239036.72×338419216183213486×4×3259838661×3×1

吹雪機雷装備型 Edit

LV:40
DP:21079
速度:35.6knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:448/AA149)
-61cm 魚雷発射管*9(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

吹雪爆雷装備一型 Edit

LV:41
DP:21190
速度:35.6knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:448/AA149)
-61cm 魚雷発射管*9(Dmg13486)
-91式改良1型爆雷発射管*3(Dmg2050)

吹雪爆雷装備二型 Edit

LV:52
DP:22390
速度:35.6knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:448/AA149)
-61cm 魚雷発射管*12(Dmg13486)
-91式改良1型爆雷発射管*3(Dmg2050)

吹雪爆雷装備型(改) Edit

LV:56
DP:22840
速度:35.6knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:448/AA149)
-61cm 魚雷発射管*12(Dmg13486)
-91式改良2型爆雷発射管*3(Dmg2530)

吹雪機雷強化一型 Edit

LV:43
DP:21079
速度:35.6knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:448/AA149)
-61cm 魚雷発射管*9(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

吹雪機雷強化二型 Edit

LV:48
DP:21950
速度:36.9knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:448/AA149)
-61cm 魚雷発射管*9(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

吹雪対空強化型 Edit

LV:43
DP:21400
速度:35.6knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:384/AA192)
-61cm 魚雷発射管*9(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

吹雪対空強化型(改) Edit

LV:52
DP:22390
速度:35.6knt
武装
-12.7cm/50 3式準中型艦砲*6(HE:384/AA192)
-61cm 魚雷発射管*12(Dmg13486)
-91式機雷*3(Dmg8661)

本艦型について Edit

「特型」駆逐艦とも。この呼称の由来は、艦政本部より要求された条件を満たす新型駆逐艦の設計の為設けられた「特型駆逐艦対策委員会」の名称からである。
ワシントン条約によって戦艦・航空母艦の保有制限及び巡洋艦の建造制限が課せられた事で、日本海軍は制限対象外の軽巡以下の補助艦艇を大幅に増強する事に活路を見出した。
駆逐艦もそれに則って、峯風型の拡大改良型、睦月型をまず手始めに建造した。睦月型も当時としては十二分にハイスペックな駆逐艦であったが、
軍令部の要望はそれを遥かに上回る「ふっかけ」にも等しいとんでもない案であった。以下要目。
排水量:1,900ton程度
砲熕:13サンチ(12.7cm)砲4門以上、8サンチ高角砲1門以上
雷装:61サンチ3連装魚雷発射管3基9射線(各門魚雷2本)
速力:39knot
航続力:満載状態で14knot4,000海里(必要であれば14knot5,000海里を発揮出来る様、予備燃料庫を備えること)
この難題に対処したのが鬼才とも謳われた藤本造船大佐である。彼は軽巡夕張での小型化手法を取り入れ、電気溶接等の新技術を積極的に採用することで徹底的な軽量化を図り、
更には主砲を後部に背負式に配置することで、基準排水量1,700ton程度でほぼ要望通りの設計を達成した。
本型は正に駆逐艦に於ける新機軸といっても過言ではなく、前艦型からの変化を羅列すれば枚挙に暇がない程度である。
日本駆逐艦としては初めて12.7cm砲を採用し、しかも連装砲塔化して搭載された。
砲塔化された事で波浪から砲員を護り、戦闘時における砲員に掛かる負担は大幅に減った(そのため厚さは2.3mmと破片防護にならない程薄かったが)。
また本型は61cm魚雷を初めから搭載することを前提に設計された初めての駆逐艦である。その装備数も9射線分とこれまでに前例のない重武装ぶりであり、予備魚雷も全発射管分
用意されている。また不完全ではあるが、これら魚雷発射管には3tクレーンによる再装填機能も装備されていたとされる。
また凌波性のさらなる向上が熱望されていたが、その為に船型もこれまでから一新され、艦首にはシア(波除の為後ろよりも高くせり上がった部分)、両舷にきついフレアも設け、
あまつさえ船体中央部にもフレアが設けられていた。これにより本型は非常に良好な凌波性を獲得し、水雷戦隊旗艦用の5,500t型軽巡よりも良いとすらされた。
最大速力は公試運転にて38knot強の高速力を示し、後に引き下げられた38knotの要求を達成している。
またスペックには現れない点では居住性の著しい向上が挙げられる。艦橋が密閉構造になり、荒天時の乗員疲労を軽減。冷蔵庫の設置や医務室の実装など、長大な航続距離
(=長期間の作戦従事の可能性)を持つ本型に乗艦する乗員の健康・士気の維持に多大な影響を与えたと考えられる。
ただ航続距離は実測では5,000海里にやや届かず、また後に基準巡航速度が14knotから18knotに引き上げられると3,000海里に激減したことから、かなり不満が残ったという。
しかしその不満点を差し引いても完成度の非常に高い艦であることは確かであり、その従前の駆逐艦を卓越した性能は各地でセンセーションを巻き起こした。
公式発表の控えめな数値である12cm砲6門、34knotというスペックを信じてもなお、本型は各国海軍が考えていた理想的駆逐艦そのものに映ったであろう。
本型の登場に最も鋭敏に反応したのがアメリカであり、その存在が為に結果ロンドン軍縮会議の引き金となり、補助艦に対しても保有制限を設けられる原因となったのである。


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